リニアモータ実験
夏休みの宿題(自由研究)はHSPのお父さんの威厳を取り戻すチャンスです。できれば子供の自慢となるような研究を指導してあげられるとよいですね。
本日は今日実施したリニアモータの実験を紹介します。下の写真なんだかわかりますか?線引きの下にたくさんのフェライト磁石を配置したものです。
細かくみるとこんな感じで線引きの両端にアルミ箔が両面テープで張り付けられています。今日の実験で使うアルミは使用前に1000番くらいのやすりで軽く表裏ともに磨いて通電性を高めておいてあります。これがレールになります。さらに両端を曲げたアルミ箔(画面中央)をセットします。これが高速で移動します。この上に折り紙で作った飛行機を載せるとさらに雰囲気が増すと思います。
ちなみにフェライト磁石は下の写真のように3段にして磁力をアップ。取り付け方に少々ポイントがあります。まずフェライトから線引きの方向に関してすべてのフェライトの極を揃えます(SNどちらでも可)。また線引きの裏面にはしっかりと両面テープを張り、まず一段分だけフェライト張り付けていきます。(同じ極を持つフェライトを隣り合って張り付けるときは反発力が発生します。)一段張り付けたら残り2個づつを磁力でつけましょう。取り付け後固定用にセロテープを張ります。
なんと電流を流す回路もアルミ箔で自作できます。図のように単一電池両端に2㎝幅のアルミ箔をつけて、うえで紹介したレール部と接続します。両端および中央部にはアルミで覆ったフェライト磁石を置きます。これで簡易的に回路が固定できます。
あとは二つの端子をレールの金属部の両端に触れさせるだけで、載せていたアルミ箔は勢いよく走りだします。恐らくその速度にびっくりすると思いますよ。
大変?お金かかる?と思うかもしれません。確かにちょっと大変です。必要部材の購入と作製で2時間はかかります。後、電流を流すので危ないです。必ずお父さんが一緒にやってあげてください。
費用は、線引き、フェライト(25個入り)×2、単一電池×2アルミ箔を磨くやすり(セロテープ、両面テープ、アルミ箔は家にあるものを流用)とダイソーなら600円で揃ってしまいます。
ただ念押しですが、電流を流すのでご注意を。あくまで自己責任でお願いします。
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